Youは何のために仕事してる? 「反応しない練習」を読んで考えた

読書

 

「オレって何のために仕事してるんだろう?」

毎日、何のために仕事をしてるんだろう?

そんなふうに思ったことはありませんか?

最近読んだ本で、ちょっとハッとさせられた一節があったので、ご紹介してみたいと思います。

読んだ本は「反応しない練習」。

著者は草薙龍瞬(くさなぎ りゅうしゅん)、原始仏教をもとに仕事や人間関係の悩み、生き方などについて伝える活動をされている若き出家僧です。

その本の中に次のような一節がありました。

気なる一節

究極のところ、人間の動機は「貢献」です。どんな人も、「お役に立てればよし」なのです。貢献という動機に立って、できることをして、暮らしが立って、ほんの小さな喜びや楽しい出来事が日々に見つかったら、もうそれで十分ではありませんか。

心に潜む承認欲求

自分の仕事の仕上がり具合が気になることってありませんか?

「うまく出来たかなぁ?」

「上司に注意されたりしないかな?」

「他のスタッフと比べてどうだろう?

などなど。。

私は正直、そんなことを考えることがよくあります。

なんでそんなふうに仕上がり具合を気にしてしまうんだろう?って突き詰めて考えてみると、自分が認められたいという「自己承認欲求」があるんじゃないかって思うんですよ。

自分の仕事を誰かに認めてもらいたい、褒めてもらいたい。そんな感じですかね。

「貢献」が先で、結果として「認められる」

だけど、この本の一節を読んだときにハッ!としたんですね。

「そもそも仕事って何のためにやってるの?」

「仕事は何のためにあるのだろうか?」

還暦近いおっさんが今さら何を青臭いことを考えてるんだ?!という話は横に置いといて・・・(^^;;

「仕事」というものを根源的なものに遡って考えてみると、お金をもらうため、生計を立てるためという側面はありますが、先ずは他人や社会に貢献するため、役に立つためにするものじゃないかって思うんです。

そう考えると、「認めてもらいたい」というよりも、先ずは貢献するために自分ができること、やるべきことは何だろう?ということを考えることになりますよね。

つまり、「仕事」は貢献することが目的であって、その結果として認められるってことになるんじゃないかと。

殿さまの茶碗

例えば・・・こんな昔話しを聞いたことがあります。

昔むかし、あるところにお殿さまがいました。

そのお殿さまに献上するお茶碗を腕の良い職人が作ることになりました。

職人は自分の腕の良さをアピールするために、とても薄くて軽い茶碗を作ってお殿さまに差し上げました。

でも、炊きたて熱々のご飯をよそると茶碗自体がとても薄く作られているので、お殿さまは熱くてお茶碗を持っていられません!

それでも周りの家来たちが「これは薄造りでとても軽い上等な茶碗です」というので、お殿さまはしばらくは熱いのを我慢してご飯を食べていました。

しかし、ある時ついに我慢できなくなり、職人を呼んでこう言ったそうです。

「お主は腕は良いかもしれないが、いくら上等な茶碗を焼いても、それを使う人のことを考えたことがあるか?わしはいつもこの茶碗のせいで熱い思いをしてるのじゃ」

職人はすっかり恐縮してしまい、それからはフツーの茶碗を焼くようになったそうです。

この職人さんはお殿さまに認められたい!という承認欲が先に立ってしまい、自分が焼いた茶碗を実際に使う人のことを考えていなかったわけです。

こんな昔話しからも仕事は「貢献」することが先で、承認欲が先に立ってしまってはいけないということが分かりますね。

まとめに代えて

今回ご紹介した一節は、上の方でも書いたとおり僧侶である草薙龍瞬さんが書かれた「反応しない練習」という本の中に書かれていたものです。

僧侶・・・なんだ、坊さんの説教かって思われました?

まぁ、確かにそのとおりかもしれませんが、実は科学の世界でも次のような話しがあります。

脳は人に喜んでもらった!誰かの役に立った!という社会的報酬を感じるとドーパミンが放出されて快感を感じることが広く知られているそうです。

時に、その快感は金銭的報酬を受け取ったときよりも強くなるそうですよ。

生計を立てるために働く・・・それは否定しないし、私だって生活のために働いてます。

でも、「お金」と同じか、それ以上に「誰かの役に立つ(貢献)」という気持ちをもって働くのも悪くないですよね。

究極のところ、人間の動機は「貢献」です。どんな人も、「お役に立てればよし」なのです。貢献という動機に立って、できることをして、暮らしが立って、ほんの小さな喜びや楽しい出来事が日々に見つかったら、もうそれで十分ではありませんか。

 

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