アイデア・ひらめきが欲しけりゃ乱読せよ!

アイデア・ひらめきが欲しけりゃ乱読せよ 読書

自分の得意分野の本ばかり読んでませんか?

読書が趣味という人も多いですよね。

ひと口に読書といっても人それぞれで、小説ばかり読んでる人もいればビジネス書や自己啓発書を好んで読んでる人もいると思います。

まぁ、「趣味」なわけですから、自分が楽しんで読めるのが一番。

だけど、たまには違う分野の本も読んでみませんか?

今回の記事では、さまざまな分野の本を読むことの効用についてまとめてみました。

読書では多様性が大切

専門分野の本ばかり読んでると「専門バカ」になる

乱読によって新たな発見やアイデアにつながる

2人の著者が語るさまざま本を読む効用

開いた本と本棚の本

最近読んだ本で「さまざま本を読む効用」について書かれているものが偶然にも2冊あったので、まずはそちらを引用、紹介したいと思います。

勝間和代「勝間式 金持ちになる読書法」

最初は勝間和代:著の「勝間式 金持ちになる読書法」から

読書というとどうしても、難しい「硬派」なものこそ人生に役立つ教えが載っているのではないかと思っている人が多いのではないかと思います。しかし、大切なのは「多様性」です。なるべく自分とは異なる「他者」がどんな経験をしてどんな知恵を得たのかということをよく学び、共有するのが重要なのです。多様性が得られる本なら、私は何でも読んでも有益だと思います。先端科学の本であろうと漫画であろうと、多様性という点では変わりないと私は考えています

この本の中で著者の勝間さんが語っている読書の多様性の良い点についてざっくりまとめると次のような感じになります。

  • 多種多様な本を読むことで「多様性」が得られる
  • 別に難しい硬派な本を読むことが読書ではない。先端科学の本でも漫画でもいい
  • 多様性を得ることで、自分が経験し得ない他者の経験を自分の人生に活かすことができる(集合知を活用できる)
  • 自分の専門分野、得意分野の本ばかりを読んでいるのは「エコーチェンバー現象」と呼ばれる閉じた世界で引きこもっているのと同じこと

外山滋比古「乱読のセレンディピティ」

次にご紹介するのは外山滋比古の「乱読のセレンディピティ」からです。

乱読はジャンルにとらわれない。なんでもおもしろそうなものに飛びつく。

ひとつの専門にたてこもっていると、専門バカになるおそれがあるけれども、乱読なら、そうはならない。それどころか、専門主義、瑣末主義が見落としてきた大きな宝をとらえることが可能である

せまい専門分野の本ばかり読んでいると、われわれの頭はいつしか不活発になり、クリエイティヴでなくなる。模倣的に傾くように思われる。それにひきかえ、軽い気持ちで読み飛ばしたものの中に、意外なアイディアやヒントがかくれていることが多い。乱読の効用であるように思われる。専門バカがあらわれるのも、タコツボの中に入って同類のものばかり摂取しているからで、ツボから出て大海を遊泳すれば豊かな幸にめぐりあうことができる。

著者の外山滋比古氏が語る乱読の効用についてざっくりとしたまとめ

  • 乱読によって見落とされてきたアイデアやヒントを得ることができる(セレンディピティが起こる)
  • 乱読は多読につながる(軽い気持ちであれこれ読むので、結果的に多くの本に触れる機会が増える)

セレンディピティとは?

本のタイトルにもなっている「セレンディピティ」という言葉。今ではフツーに使われていたりしますが、簡単にいうと「思いがけない発見」っていう感じの意味になります。

昔、イギリスで流行していた「セレンディップの三人の王子」というおとぎ話に登場する三人の王子さま。その王子たちが探しものをするのですが、目当てのものは見つからず、代わりに思いもかけないものが飛び出してくる。それも何度も何度も・・・

このおとぎ話についてその当時のイギリスの作家、ホレス・ウォルポールが友人への手紙の中で、思いがけない発見のことを「セレンディピティ」と書いたことから、この言葉が広まったらしいです。

アイデアとは既存の要素の組み合わせ

パズルのマッチングイーメージ

なにか企画を考えたり、日常の仕事の情報収集をするときに、自分の仕事や興味のある分野の情報だけに偏っていませんか?

よく「アイデアとは既存の要素の組み合わせである」と言われますが、その既存の要素って、自分の専門分野のことだけではありませんよね。

むしろ(自分にとっては)未知の分野、領域にこそヒントがあったりします。

例えば、

カフェ✕本屋

寂れた温泉街✕若者文化

こうした異文化の組み合わせが、人気になって新たな活力を生み出した例は枚挙にいとまがありません。

それに、iPhoneもその最初の発表会でスティーブ・ジョブズが語っていたように、電話✕音楽プレーヤー✕インターネットデバイスという3つの要素の組み合わせから生まれたものです。

アイデアが既存要素の組み合わせから生まれるのであれば、その既存要素を自分の知識として蓄えておくには、より広い分野の情報に触れるようにしておいたほうが有利ですね。

自分の専門領域以外の情報を得るために、さまざまなジャンルの本を読むのはとても効果的でコスパのいい投資行為なのではないでしょうか?

漫画も立派な情報源

コミックの背景

勝間和代さんの「勝間式 金持ちになる読書法」に次のようなエピソードが書かれています。

最近、私はKindleで須賀原洋行先生の4コマ漫画『実在ニョーボよしえサン日記』(竹書房)を読んでいました。そこに「足でマウス」「足のマウス」という作品があり、それは仕事の効率のために足でマウスを操作できたら、と実際にネットで調べてみる、というところから始まります。最後は、須賀原先生らしい笑えるオチで終わるのですが、私はそれを読んだ瞬間に、「まさしく私が求めていたのはこの情報だ!」と閃きました。

この「足でマウス」というのは、フットペダルスイッチというツールらしいのですが、とにかくこのツールを知ったことで勝間さんのPC環境での仕事の効率が爆上がりしたという話しです。

このように何気なく読んでいた本から思わぬ発見をすることもあるのです。(これもセレンディピティですね)

さまざまな分野の本を読むためにやるべきこと

本の中で悩むビジネスマン

自分が普段読んでるジャンルなら、どんな本が自分の好みに合っているかはだいたい分かっていると思うので、本を選ぶときにもそんなに苦労はしないですむと思います。

しかし、馴染みのない分野の本に手を出そうとすると皆目見当もつかず途方に暮れてしまいますよね。。

ここでは、さまざまな分野の本を読むためにやるべきことなどをまとめてみたいと思います。

新聞・雑誌を活用する

先ずは外山 滋比古「 乱読のセレンディピティ」の一節をご紹介。

乱読の手はじめは、新聞、雑誌である。雑誌も専門誌ではなく、総合雑誌がいい。もっとも総合をうたっていても、その実は文科的色彩がつよく、教養をつけるために発行しているのではないかと思われるほどである。新聞は雑誌より雑然としているだけ乱読入門には適している。

外山先生によると乱読の第一歩は新聞や雑誌のページをパラパラとめくりながら、先ずは見出し(記事タイトル)を読む。そして自分の興味を惹いた記事があれば、本文を拾い読みするところから始めるのが良いそうです。

もっとも最近は新聞をとってない、雑誌も買わないという人がいるので、これはこれでハードル高めなのかもしれませんが。。

本選びで失敗したくないならKindle Unlimited

本も一冊買えば、1,000円から1,500円くらいはしますから、バカにならない出費になりますよね。

そして何よりも悩ましいのが、「これは!」と思って買った本がハズレだったときです。。

思わず「金返せ!」って言いたくなります(笑)

そんな本選びで失敗したくない人の強い味方がアマゾンでやってる本・雑誌のサブスクKindle Unlimitedです。

ご存じの方も多いと思いますが、Kindle Unlimitedは月額料金、980円(お試し無料期間、30日間)で利用できて、読み放題のタイトルは200万冊と言われています。

ビジネス書、実用書、小説は割と読み放題対象タイトルが多くて、マンガやラノベは少なめだったり1巻だけ読み放題で2巻以降は通常通りの有料というケースが多い印象です。

取り敢えず毎月、本1冊分くらいの支出(980円)で好きなだけ本を読めるので(もちろん読み放題対象のタイトルだけですが・・・)、馴染みのないジャンル、著者の本を試しに読んで見るにはピッタリのサービスだと思います。

それに、もしもハズレを引いてしまっても追加料金無しでまた別の本を選べばいいだけです。

アマゾン Kindle Unlimited

 

【おまけ】脳がふやけるぞ!

脳神経の伝達イメージ

ちなみに・・・ですが、馴染みのあるジャンル、著者の本ばかりを読んでいると「脳がふやける」と著書の中に書いているのは、医師であり多くの著作を上梓している和田秀樹氏です。

同じようなジャンル、好きな作家の本ばかりを選んで読むようになったら、それは脳の老化が進んでいる証拠なのだそう。

そういう安心して読める本ばかり読んでいると脳はぬるま湯に使ってるのと同じことなので「脳がふやける」というわけなんですね。

それよりも普段はあまり読まないジャンル、作家の本を読んだほうが脳に対して刺激になり脳の老化防止に効果的だと書かれていました。

まとめ

まとめ

さまざま本を読む効用

  • 読書は多様性が大切(さまざまな分野の本を読む)
  • 別に難しい硬派な本を読むことが読書ではない。先端科学の本でも漫画でもいい
  • さまざまな分野の本を読むことで思わぬ発見(セレンディピティ)がある

さまざまな分野の本を読むためにやるべきこと

  • 新聞・雑誌は乱読のための良いテキスト
  • アマゾンのKindle Unlimitedを活用する

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