社会

「みんなで痛みに耐える」よりも「みんなで豊かに」なりませんか?

いよいよ東京、埼玉、神奈川、千葉の1都3県に再び「緊急事態宣言」が発出されることになりましたね。

 

この事態を受けて、お馴染み!テレ朝の「モーニングショー」で玉川徹氏が次のように発言したらしいです。

 

コメンテーターで同局の玉川徹氏は、緊急事態宣言に「国民が行動変容を起こさないとダメなんです」とした上で、そのためには「インパクトが大事なんです。そうか、そこまでやらないといけない事態なのか、と受け取れないと内容だと意味がないんです」と指摘した。

 具体的には「例えばですよ、国会議員が給料半分にします、と。我々も痛みを伴う形をやりますので、みなさんも痛みに耐えてください、と。国会議員が給料半分にしてもたかがしれているんです。だけども、そこまでやるんだっていう話が出て来ない限りは効かないと思います」と提言していた。

玉川徹氏、緊急事態宣言で国会議員の給与半減を提言「そこまでやるんだっていう話が出て来ない限りは効かない」(スポーツ報知)

 

言いたいことは分かるし、「国民が行動変容を起こさないとダメなんです」というのは、まったくその通りだと思う。

 

だけど、だからといって国会議員の給料を半分にせよ!というのは、いかがなものか?

 

痛みを伴う改革は失敗する

 

世の中全体で見れば「誰かの支出は誰かの収入」です。

 

これは国会議員であっても同じこと。国会議員が支出を減らせば、その分だけ世の中に出回るお金が少なくなります。

 

まぁ、確かに玉川氏が言うように国会議員の給料が半分になったところで、日本経済に与える影響は微々たるものでしょう。

 

だけど、ともに痛みに耐えよう!という考え方がとにかく嫌だ!

 

何で「痛みに耐えよう」ではなく、「みんなで豊かになろう」と考えられないのだろうか?謎です。

 

貯蓄のパラドックス

 

小泉首相が国会で長岡藩の「米百俵」の話を引用して「今の痛みに耐えて・・・」とか演説をしてからというものの、何かというと国民に痛みを強いることをいう人が出てくるようになった気がします。

 

だけどね。

 

現状のように経済が収縮してるときに、「痛みに耐えて・・・」とかってやると必ず失敗するんですよ。

 

国;「もう借金だらけで、お金は出せません。コロナでいっぱいお金使っちゃったから増税も考えないとなぁ」

 

国民;「会社、倒産しちゃった」「給料減らされた!」「補償も充分じゃありません」

 

こんな状態で、国が出すお金を減らすと(国会議員の給料も国の支出の一部)、ましてコロナ増税なんてやろうものなら、経済成長しない→税収増えない→国の財政はもっと悪くなる、という悪循環に陥るのは、ここ20年くらいで日本は充分に学んだはずなんですけどね。。

 

このように、経済が収縮してるとき(景気が悪いとき)に、国の財政を気にして国が出すお金を減らしたり、増税した結果、さらに財政が悪化することを「貯蓄のパラドックス」というらしいです。

詳しいことは、井上純一氏の「キミのお金はどこに消えるのか」をご参照ください。

 

 

今は国がお金を出すときではないのか?

 

コロナ禍で経済が痛んでいるし、何よりも物価が下がってるんですよね。

 

昨年11月の消費者物価指数は、前年同月比で▲0.9%(総合)、生鮮食料品とエネルギーを除いても▲0.3%でした。

 

ぶっちゃけ、デフレに逆戻りしてる感じ。

 

物価が下がってデフレ傾向ということは、単純に考えれば世の中に出回っているお金が足りない!ってことですよね。

 

それなのにですよ!

 

政府は持続化給付金と家賃支援給付金は延長せず予定通りに締め切るとのこと。

 

今回の非常事態宣言で飲食店に支払う協力金だっって、ぜんぜん充分でないとあっちこっちで悲鳴が上がってるようです。

 

それでも政府は各種の補助金などを出してる!というのかもしれませんが、ここ最近の倒産件数や失業者数の増加をみれば、決して充分でないことは明らかだと思う。

 

ここは、マクロ経済対策としても、生活者支援のためにも政府がお金を出すときだというのに、国はまったくお金を出す気がないようですね。。

 

ついでに書くと、こうした状況にありながら財務官僚は「胸を張って!」言ったとさ。(皆さん、キレていいですよ)

 

対策決定後、財務当局は「悔しさもいくつかあるが、めいっぱい闘った。給付金はほぼ排除できたし、雇用調整助成金も持続化給付金もGoToキャンペーンも、春にやったバラマキはすべて出口を描けた」と胸を張った

膨らむ経済対策にご用心 財政支出「40.0兆円」の衝撃 取材の舞台裏(日テレNEWS24)

つくづく思うのは、本当に財務省という役所は国民の生活や命よりも、財政が大切なんですね。

こうして「国がもっと金を出せ!」というと、将来世代の負担ガー!と脊髄反応する人がいますが、先ずは現役世代を助けないと、その将来世代そのものが誕生しなくなってしまいます。(経済的な理由で結婚や出産をためらう人が増えるから)

 

まとめ

 

玉川さん!あなたが言うべきは、「国会議員の給料を半分にしろ!」ではなく、「国はもっと金を出して、国民を救え!」ではないですか?(まぁ、ご本人はこんな泡沫ブログなんて読まないでしょうけど)

とにかく、今はみんなで痛みに耐えるのではなく、みんなが豊かになれる政策を考えて実行してもらいたい!と国会議員の先生には切にお願いしたいと思う次第。

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