読書

【たった3ステップで書ける!】「人を操る禁断の文章術 (メンタリストDaiGo:著)」

2020年10月14日

● 「人を操る禁断の文章術」

● メンタリストDaiGo :著

● かんき出版

ペンギンオヤジ
人の心を動かす文章が書けるようになりたい!と思ったことはありませんか?

メールに報告書や提案書。LINEにSNS、ブログなど何だかんだで私たちは日々、いろいろな文章を書いてますよね。

 

でも、自分の思ってることや言いたいことがうまく伝わらない。

 

そんなふうに思い悩んでる人って割と多いような気がします。

 

この本はテレビやYouTubeでお馴染みのメンタリスト、DaiGoさんが心理学などのエビデンスをもとにしながら、相手の心を動かし行動してもらえるような文章の書き方を教えてくれます。

 

SNSやLINEなどの個人的な文章だけでなく、仕事のメールや企画書でも使えるテクニックやヒントがいっぱい書かれてますよ。 

 

アマゾンの内容紹介

本書では、メンタリズムの得意とする

「人心掌握」「大衆煽動」のエッセンスを文章に応用し、

読み手の心を自在に操る「メンタリズム文章術」を大公開。

その文章術の軸となるのは、

「読み手の見たい現実を見せてあげる」という、

相手の心理を先回りした「想像力を刺激する」書き方のテクニックである。

この本のポイント(たった3ステップで人を動かす文章が書ける)

 

この本で説明されているのは「読み手の想像力を刺激して、感情を揺さぶり、行動を誘導する文章術」です。

 

タイトルに「人を操る」とか「禁断の」っていうワードが入ってるので、なんか怪しげなニオイがぷんぷんするかもですが、至極真っ当な内容です。

 

そもそも、仕事のメールであれ、個人のSNSであれ、私たちが何かしらの文章を書くときって、読み手に何かを期待してますよね。

  • 感動してもらいたい
  • 「いいね」してもらいたい(自分を認めてほしい)
  • おすすめ商品を買ってもらいたい

などなど・・・

 

このように自分が思う『相手にしてもらいたい行動』を引き出すために、どのように文章を書けばいいのか?について、この本では以下のようなフレームワークを提示してくれてます。

 

ステップ1:「書かない」3原則を唱える

先ずは文章を書く前に知っておくべき3つの原則があります。

  1. あれこれ書かない
  2. きれいに書かない
  3. 自分で書かない

ステップ2:7つのトリガーから1つ選ぶ

次に読む人の感情を動かし「読みたい!」と思わせるためのキーワード7つの中から1つを選びます

  1. 興味
  2. ホンネとタテマエ
  3. 悩み
  4. ソン・トク
  5. みんな一緒
  6. 認められたい
  7. あなただけの

ステップ3:5つのテクニックで書く

最後に以下の5つのテクニックを使って文章を書きます。

  1. 書き出しはポジティブに
  2. なんども繰り返す
  3. 話しかけるように書く
  4. 上げて、下げて、また上げる
  5. 追伸をつける

「書かない3原則」とは?

 

最初のステップである「書かない3原則」とは、簡単にまとめると以下のような内容です。

原則1:あれこれ書かない

→あえて文章を短くして読み手の想像力を刺激する

原則2:きれいに書かない

→感情を込めた文章で、読み手の感情を引き出す。

原則3:自分で書かない

→刺さる言葉は自分の中ではなく、相手の心の中にある

 

刺さる言葉は相手の心のなかにある

 

原則3で提示されてる「自分で書かない」とはどういうことか?

 

多くの人は自分が読ませたいことを考えて書こうとするばかりで、読み手のことについてあまり意識していません。それどころか、「書いたら読んでくれるもの」と考えている人も大勢います。でも、現実はそんなに甘いものではありません。

 

文章っていうのは「読み手」がいるわけですよね。それなのに、文章を書くときは読み手をあまり意識することなく、自分よがりの文章を書いてしまいがちです。

 

自分よがりの文章なんて、誰が読むというのでしょう?

 

著者は言います。

 

人の心を揺さぶる文章を書きたいなら、自分の頭の中を探る時間は最小限に。 刺さる言葉はあなたの中にではなく、相手の心の中にある のですから。

 

大切なのは、自分の書きたいことを書くのではなく、読み手のことを調べ上げ、その心の中を想像し、相手が読みたいと思う内容や言葉を選ぶことだといいます。

 

「読みたい!」と思わせる7つのキーワード

 

読み手の心を動かせる文章と動かせない文章では何が違うのか?

 

著者が言うには、その文章が読み手の『欲求』に刺さるかどうかの違いだそうです。

 

読まれる文章には、うまさや美しさではなく、「あなたの欲求を満たすものがここにありますよ!」という強い求心力が備わっているのです。

 

つまり、読み手の欲求に刺さるキーワドが文章に入ってるかどうか、ってことですね。

 

この本では、そんな欲求に刺さるキーワードとして以下の7つについて解説されてます。

  1. 興味
  2. ホンネとタテマエ
  3. 悩み
  4. ソン・トク
  5. みんな一緒
  6. 認められたい
  7. あなただけの

年齢がわかれば、ほぼ確実に悩みは当てられる!

 

人によって違うかもですが、生きてれば色々と悩むことってありますよね(だって、人間だもの)。

 

でも、文章を書くときには「「悩み」は、人の心を動かす大きなフックになる」と著者は言います。

 

そして人間の悩みには一定の分類があり、簡単に見抜けることができるそうです。

 

悩みの9割は「HARM」(ハーム)の四文字に集約され、分類できる と考えています。

 

「HARM」っていうのは、人の悩みを以下の4つに分類したもの。

  • Health 美容、健康
  • Ambition 夢、将来、キャリア
  • Relation 人間関係、結婚、恋人、会社
  • Money お金

 

で、恐ろしいのは(?)この「HARM」と世代を掛け合わせると相手の悩みが手にとるように分かってしまうというのです!

 

HARMに「 世代」をかけ合わせると、まるで占い師のように相手から「え? なんで、私がそれで悩んでいるのを知っているの!?」という反応を引き出すこともできます。

 

いやぁ〜、このへんは「さすがメンタリスト!」と言うべきか。。

 

簡単に説明すると、例えば「健康・美容」にかんする悩みって、10代の頃はダイエット、肌荒れ、ニキビなど主に外見にまつわるものが中心。

 

でも、30代とか40代になると、体力の衰えや肥満、生活習慣病などに悩むようになりますよね。

 

つまり、「健康、美容」についての文章を書くにしても読み手の年齢によって書く内容を変えなければいけない、ということなのです。

 

相手の心を揺さぶる5つのテクニック

 

さて、「書かない3原則」と「7つのトリガー」が理解できたら、あとは書くだけですね。

 

本書では、読み手の心を動かす5つのテクニックが解説されてます。

 

テクニック1:書き出しはポジティブに

テクニック2:なんども繰り返す

テクニック3:話しかけるように書く

テクニック4:上げて、下げて、また上げる

テクニック5:追伸をつける

 

書き出しはポジティブに!

 

文章の書き出しって難しくないですか?

 

文章術の本などを読むと「文章の書き出し次第で、最後まで読んでもらえるかどうかが決まる」みたいなことがよく書いてあります。

 

「吾輩は猫である。名前はまだない」

「国境の長いトンネルを抜けると雪国だった」

「春はあけぼの。やうやう白くなりゆく・・・」

 

などという名文なんて書けるはずもなく、さんざん悩んだ挙句に

 

「お疲れさまです」とか「お世話になってます」という凡庸な書き出しでお茶を濁してしまったり。。。

 

本書では、文章の書き出しについて「そんなに難しく考えんなよ」という感じで、こんなことが書かれてます。

 

奇抜な言葉や意外性のあるフレーズを使う必要はありません。定形通りの言い回しを、ちょっとだけ明るいニュアンスにするだけでいいいのです。

 

例として「お疲れさまです」で書き始めるよりも「おはようございます!」で始めたほうがポジティブな印象を相手に与えることができるとか(とてもカンタンですね)

 

もうちょっと、凝った感じにするならこんな具合に。

 

×「先日はお世話になりました。大変おいしい料理で・・・」

○「先日のお食事では初めての体験をありがとうございました。シャトーブリアンを使ったハンバーグなんて生まれて初めて見ました。」

 

このように冒頭に体験したことをポジティブに書くと良いそうです。そのときにいくつかキーとなる言葉も紹介されてます。

 

キーとなる言葉は、「初めてです」「変わりました」「もっとお話がしたかったです」。

そのほか、「うれしい」「驚きでした」「涙が出そうでした」などのポジティブな感情を表す言葉を、具体的に書き記すのです。

 

「初めて」とか「変わりました」というキーワードは、ストレートに「あなたが私に影響を与えた」ことを伝え、それが相手の承認欲求を深く満たすことになって「また、誘ってみようか」と思わせる効果があるのだそうです。

 

ぼんやりと「お疲れさまです」なんて書いてる場合ではないですね(笑)

 

感想

 

私もこうしてブログなんてものを書いているので「うまい文章が書けるようになりたい!」って、よく思います。

 

でも、自分が思う「うまい文章」って何かと考えてみると、いわゆる美文みたいなものだったり、自分の考えを書きたいこと(語りたいこと)を、うまくロジカルに言語化したい!ってことだったりします。

 

でもね、そこには「読み手」という視点が欠けてるんですよね。

 

この本は「人を操る禁断の文章術」という、ちょっと煽動的なタイトルがつけられてますが、よくよく考えてみるとメールだろうと、LINEだろうと、最終的には誰かに読んでもらって、何かを感じてもらいたい!とか、何か行動を起こしてほしい!っていう目的があるんですよね。

 

相手に何かを望むのであれば、やはり相手の受け止め方とか、心理とかを考えないとダメですよね。

 

この本では『メンタリスト』らしく、「初頭効果」だとか「ツァイガルニク効果」といった心理学的な法則などをつかって、徹底的に「読み手に与える心理効果」から考えた文章術が書かれてます。

 

「心理学的な法則」といっても、別に難しいこともなく、むしろとても分かりやすく書かれてます。

 

それに内容も「書かない3原則」「7つのキーワード」「書き方の5つのテクニック」といった具合にフレームワークに沿って整理されているので、理解しやすいと思います。

 

ちょっと文章の書き方を工夫するだけで、相手に与える印象がよくなったり、営業成績が上がるとしたら、嬉しくないですか?

 

自分の文章をレベルアップしたいと思う方は、一度目を通してみてはどうでしょうか?

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