クロームブックを買いました・・・といっても実際に買ったのは半年くらい前なのですが。
今、使ってるMacBook Airのキーボードが打ちにくくて、買い替えたい!と思ってたのですが、何しろMacは「高い!」
そこで目をつけたのが今年(20年)の春頃にちょくちょくプロモーションをしていたクロームブックというわけです。
クロームブックについて何となく興味あるけど、実際どーなの?という方に向けて、特徴や使用感などをまとめてみようと思います。
クロームブックの特徴

クロームブックってWindowsやMacと何が違うの?って、思いますよね。
ここではクロームブックの特徴についてまとめてみたいと思います。
- クロームブックはGoogleのChromeOSで動くパソコン
- 価格が安い
- 起動が早い
- データは基本的にクラウドに保管する
- セキュリティー対策やOSのアップデートは自動更新してくれる
- アンドロイドのアプリが使える
クロームブックはGoogleのChromeOSで動くパソコン

クロームブックはGoogleが開発してる「ChromeOS」で動作するパソコンです。
作業の多くはWindowsやMacでもお馴染みのChromeブラウザで行います。Gメール、YouTube、グーグルフォト、グーグルマップなどGoogleが提供しているサービスはもちろん、FacebookやtwitterなどのSNS、各種のWebサービスもChromeブラウザで行います。
ただ、OSはGoogleが開発してますが、ハードウェアは各メーカーが作ってます。これはWindowsパソコンと同じですね。
価格が安い

一部の例外はありますが、多くのクロームブックは3万円から6万円くらいで買うことができます。
最新鋭のWindowsパソコンと比べるとCPUやメモリ、ストレージなどのスペックで見劣りするかもしれませんが、ChromeOSは軽いし、データも基本的にはクラウド(Google ドライブ)に保管するので、実用上ではほとんど問題ないと思います。
起動が早い

ネット上ではよくクロームブックの起動は「爆速」というふうに書かれていたりしますが、個人的には「それはちょっと言い過ぎでは・・・」と思ったりしてます。
電源オフの状態から電源ボタンを押してログイン画面が表示されるまでの時間を手持ちのクロームブックで計測してみました。
- ASUS 10.1型WXGA液晶 C101PA:約12秒
- ASUS 14.0″HD C423NA-DH02 :約14秒
ちなみに私のMacBook Airでは約10秒でした。
ただし、Macはログインパスワードを入力した後は起動項目を読み込むのでデスクトップが表示されて起動プロセスがすべて終了するまでを含めると確かにクロームブックの方が早く立ち上がります。
データは基本的にクラウドに保管する

クロームブックのストレージは16GBとか32GBのモデルが多いです。
イマドキ、WindowsもMacもOSだけでたくさんの容量を食うので、16GBとか32GBのストレージじゃぜんぜん足りないですよね。。
これはデータをクラウド(Googleドライブ)に保管するのを前提にしてるからです。
GoogleドライブはGoogleが提供しているオンラインストレージで、無料プランでも15GBが使えます。
もちろん、クロームブックだけでなく他のパソコンやスマホ、タブレットなど他の端末からもアクセスして使うことができるので、データの共有も可能です。
容量が15GBでは足りないときは別途、追加で容量を購入することができます(私は月額250円で100GBを追加してます)。
セキュリティー対策やOSのアップデートは自動更新してくれる

私は使ってないので、よく分からないのですがSNSを眺めていると時折Windowsのアップデートがいつまで経っても終わらない!という悲鳴(?)のような書き込みが流れてくることがあります。
まぁ、MacもOSのアップデートはそれなりに時間が掛かりますけどね。。
クロームブックでOSのアップデートはバックグラウンドでダウンロードが行われ、更新可能な状態になると「アップデートが利用可能」という通知が表示されます。
その後、再起動をすればアップデート完了。さすがに「瞬速!」というわけにはいきませんが、1分もかからずに終わってしまいます。
長い時間、作業を中断しなくても済むのがありがたいです。
それと、マルウェアなどから守ってくれるセキュリティー対策もOSに組み込まれているので、別途、他のウイルス対策ソフトを入れる必要もありません。
何から何まで良いことばかり・・・というわけではありません。こうしたアップデートには「自動更新の有効期限」があって、その期限をすぎるとアップデートされなくなってしまいます。
クロームブックを購入するときには、この有効期限がいつまでなのかを確認しておいたほうが良いですね。
購入前に有効期限を調べるにはGoogleの「自動更新ポリシー」のページにメーカー別、機種別の有効期限がまとめられています。
アンドロイドのアプリが使える

クロームブックではアドロイドのアプリをインストールして使用することができます。
ただし100%互換性が保たれているわけではなく、一部のアプリではインストールさえ出来ないものもあります。
例えば、私が使っているASUSのC423NAという機種ではアマゾンのKindleリーダーのアプリはインストールできません。
ただ、全体的にはきちんと動作するものが多いと思うので、アンドロイドのスマホやタブレットを使っている人にとっては、使い慣れたアプリをクロームブックでも使えるのは良いことなのではないかと。
私のクロームブックの用途

私が日常、クロームブックで行っている作業はだいたい以下のようなものです。
- ブログの更新(テキストの入力と編集、画像ファイルのリサイズと編集)
- WEBサイトのブラウジング
- SNS(twitterとfacebookがメイン)
- YouTubeなど動画の視聴
こういった軽作業が殆どなので何の問題もなく使えてます。
ただし、メインがMacやiPad、iPhoneなどのアップル製品なので、データを使い回せるよう、ちょっとした設定などはしています(詳しくはまた別の記事でまとめますね)。
リモートワークが一般的になってきた昨今ではZOOMやSkypeなどのコミュニケーションツールを使う人も増えてきたかと思います。私は使ってませんが、クロームブックでこれらのコミュニケーションツールを使うこともできるようです。
私が買ったクロームブック
最後に現在、私が使っているクロームブックを紹介しておきます。

ASUS 14.0″HD C423NA-DH02
- 14インチ フルHDディスプレー
- メモリ:4GB
- 32GB eMMCストレージ
※パット見た目が何となくMacBookっぽいです(笑)

ASUS 10.1型WXGA液晶 C101PA
- 10.1インチ WXGA液晶 ディスプレー
- メモリ:4GB
- 16GB eMMCストレージ
まとめ
実際に使ってみた感想ですが、最初のうちはキーボードショートカットが分からなかったり、設定の変更方法が分からなかったりで、戸惑う場面もありましたが、慣れてしまえば動作も軽快だし、アップデートで余計な時間を取られることもなく快適に使ってます。
動画編集やゲーム、Officeソフトを駆使してビジネスでバリバリ使いたい!
こういった使い方をしたい!というなら、クロームブックではちょっと荷が重いかなぁと思います。
でも、軽い作業やネットの利用については何の問題もありません。
価格もまぁまぁ安価なので、サブ機として使うならクロームブックは一つの選択肢になるのではないでしょうか?
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